この動画では、皮膚科医・友利新先生が2026年春夏の新作ファンデーション6つを、技術の仕組みから比較しています。艶を高い位置だけに乗せるオイルの揮発度(= 蒸発しやすさ)の話や、グルタチオン(= 強力な抗酸化成分)を日中ずっと肌に乗せておくという発想の話など、初めて聞くことばかりで、知れてよかったなあと思う内容です。「カバー力と崩れにくさくらいしかファンデに求めてこなかった」という人にとって、選ぶ視点が広がる動画だと思います。艶・トーンアップ・崩れにくさという目的ごとに整理されているので、自分の肌質や悩みに合ったものが絞り込めそうです。
動画の冒頭、ちょっとびっくりしたのが「ファンデーションが美容液並みになってきた」という話でした。スキンケアが進化しているのはなんとなく知っていたけれど、ファンデもそんなに変わるものなのかと思って、そのまま聞き入ってしまいました。
「スキンケアも進化していっぱいね、新作出てるんですけど、ファンデーションも負けてないんですよ。粗を隠すみたいな感じから美容液並みになってきて、光を操るとか膜の技術がアップしていってるんですね」
「粗を隠す」から「光を操る」へ、という表現がなんか妙に腑に落ちました。これまでカバー力と崩れにくさくらいしかファンデに求めてこなかったので、こういう視点があるんだなあ、と思いました。
ここでハッとさせられたのが、艶は「量」じゃなくて「どこに乗るか」という話でした。オイル系のファンデを試して「なんかてかって見える」と感じたことがあったんですが、その理由が分かった気がしました。
「高いところに艶があって欲しいじゃないですか。艶が下にあるとてかりになりますけども、高いところにあると明るく見えますし、引き締まっても見える。だからやっぱ艶って高いところにあって欲しいんですよね。高いところにだけ艶を出すようなオイルを入れたっていうところがすごいんですよ」
艶の「位置」でこんなに印象が変わるって、聞いてみると当たり前なんですけど、全然意識してなかったです。自分がオイル系でてかって見えた時ってきっと低いところに艶が乗ってたんだろうなあ、なんて思いました。
SUQQUのあとにルナソルの説明が続くんですが、思わず聞き入ったのが「艶の種類がそもそも違う」という部分でした。同じ「艶」という言葉でも、オイル系と水系では全然別物らしいです。
「スックがオイルの艶だとしたらルナソルは水の艶っていうイメージになります。ジェル膜なので本当粉感もないし水っぽい感じの仕上がりになるんですよね。艶は欲しいけどドロドロと崩れるの嫌だよっていう人はルナソルの方が向いてるかなと思います」
夏に艶を出したいけど汗で崩れたくない、というジレンマをずっと感じていたので、ジェル膜で艶と崩れにくさを両立できるというのはちょっと気になりました。「乾燥肌・普通肌向け」というのも、自分には当てはまる話でした。
グルタチオン配合のファンデって聞いて、最初は「なんで美容液じゃなくてファンデに?」と思ったんですよね。でもその理由を聞いたら、あー確かにそっちのほうが理にかなってるかも、ってなりました。
「紫外線が当たってシミを作る、っていう時って肌が酸化して炎症を起こすことなんですよ。酸化を抑えること自体がトーンアップを促してくれるところになるので、日中はこのグルタチオンをお肌に乗せておくっていうことが一番ポイントになります」
「日中ずっと乗せておけるからファンデに入れる意味がある」という話、これ知れてよかったなあと思いました。朝のスキンケアで使った成分ってそこで終わりじゃないですか。ファンデで日中も補えるというのは確かに面白い発想だと感じました。
崩れにくいファンデってどうしても乾燥するイメージがあったんですが、コスデコの技術説明を聞いて「そういう解決策があったんだ」ってちょっとびっくりしました。
「空気中の水分を肌に入れてまるで呼吸するような膜を作ってくれています。乾燥している時には水分入れてくれるし、湿度が高くなってきたら出してくれるっていうので崩れにくいというところもありますし、汗とか皮脂にも強いような設計をしてるんですね」
冬の乾燥した室内でも夏の蒸し暑い外でも崩れにくいというのはたしかに便利そうだなあと思いました。「マット仕上げにしたいけど乾燥崩れは嫌」というよくある悩みにぴったりな設計な気がしました。
最後に紹介されたKATEの話が、個人的にはいちばん「えっ、そんな技術あるの?」ってなりました。普通ファンデって粉っぽくならないように油分を入れるじゃないですか。KATEはその油分をあえて揮発させてしまうという、逆の発想らしくて。
「崩れないように油分を揮発させてパウダーを残せていくジェル膜のパウダーなのでピタッとくっつくし、ファンデーション塗った後に髪の毛がペタッとつくっていうこともないんですよ。肌がさらさらになるようなファンデーションになります」
べたつきが苦手でリキッドを避けていた人や、パウダーを重ねるのが面倒という人には、かなりいい選択肢なのかも、って思いました。プチプラでこの設計が実現できているのはちょっとすごいな、と感じました。
カウンセリングで聞いておきたいこと
Takeaways
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