「美肌になりたいなら絶対やってはいけない美容医療3選」というテーマで、形成外科医の吉田先生が解説してくれている動画です。ヒアルロン酸を繰り返すと皮膚がどんどん伸びていくという話や、金の糸の根拠がかなり怪しいという話、PRPやサーマクール・HIFUが「刺激」ではなく実は「破壊」だという話など、幅広く取り上げています。正直、どれも「良さそう」と思っていた施術ばかりで、知らないでいたら普通に手を出していたかも、とちょっとゾッとしました。美容医療を検討している人ならカウンセリング前に見ておきたい内容だなと思います。
ヒアルロン酸って、なんとなく気軽にできる安全な施術というイメージがあって、自分もそこまで警戒していなかったんですよね。でもちょっとドキッとしたのが、繰り返すことで皮膚が変わっていくという話でした。
「ヒアルロン酸を何度も何度も繰り返し入れてると、どんどん少しずつ皮膚が伸びていくので、次入れる時は前よりたくさん入れるようなことになっちゃって、どんどん大きくなっていくわけですね。ずっと入れ続けてる人って、だんだん顔がまん丸になっていくんですよ」
皮膚って伸ばした状態が「普通」になってしまうとのことで、これは全然知らなかったな、と思いました。「卵に目鼻が書かれたような感じになっていく」という先生の表現がリアルで、ちょっとこわいな…って気がしました。先に聞けてよかったです。
金の糸という施術、正直あまり馴染みがなかったんですが、「なぜ金が肌に良いとされてきたか」の由来の話が予想外すぎて、思わず「え、そこから?」って言いたくなりました。
「古代エジプトのファラオの墓の棺の中から金の糸が発見されたと。クレオパトラというのは絶世の美女で肌が綺麗だったと。クレオパトラの肌の秘密は金の糸にあるに違いない、というわけのわからないこじつけから始まってるんですね」
えっ、それが根拠なの…ってちょっとびっくりしました。先生も「わけのわからないこじつけ」とはっきり言っていて、ファラオの墓の金の糸はたぶん服の素材だろうという話も確かにそうだよな、と思いました。医療っぽく見えても、もとの話がこうだとちょっと怖いですね。
動画の中でいちばん「へえ、そういうことだったのか」となったのが、異物反応の話です。体がいかに必死に異物を排除しようとするか、「異物反応3兄弟」というユニークなくくりで語っていました。
「金の糸も異物なので、金の糸の周りに細い鞘のようなカプセルを作って閉じ込めてしまう。皮膚の中にコラーゲンの棒状の塊がいっぱいできて、なんとなくハリが出るわけですよ。ただそれは真皮=肌が良くなったわけではなくて、皮下に得体の知れないカプセルがいっぱいできてしまったということになります」
ハリが出たように感じるのは、肌本来が良くなったからではなく、体内にカプセルがたくさんできているからだとのこと。しかもそのカプセルは取り出せないとのことで、うーん、それはちょっと…という気持ちになりました。「異物は皮膚に入れない」というのが、当たり前のことのように聞こえてきましたね。
サーマクールとかHIFU、なんとなく良さそうというイメージで見ていたんですが——先生がここで、かなりはっきりした言葉を使っていました。
「熱で『刺激』をするとかいう表現してるんですけど、刺激なんてものじゃないです。はっきり言って破壊なんですよ。壊れかけた家の中にサボってるやつが寝てるという状況に、火炎放射器で火をつけて燃やしてるのと一緒なんですよ」
「刺激」という言葉を聞いて良さそうと感じていた自分には、グサッときた部分でした。半年ほどで効果がなくなるのは「本当の真皮ができていないから」だとのことで、繰り返し施術が必要な理由がそこにあるんだな、と思いました。これは知れてよかった、という気がします。
「肌の再生」という言葉、クリニックや化粧品のパッケージでよく目にしますよね。自分もなんとなく「元の状態に戻る」くらいの意味でぼんやり使っていたんですが、ここの説明を聞いてあー全然違ったんだ、と思いました。
「再生」っていうのは「元通り」という意味です。金継ぎっていうのは、壊れてなくなった部分は金で補ってるんですよ。だから「違うもので補って元の状態に近い状態に戻す」というのが「修復」なんですよ。人間の体の中で起きてるのがほとんどがこれ(修復)です」
お茶碗と金継ぎの例え、めちゃくちゃ分かりやすかったです。「再生」ってすごい言葉に聞こえるけど、体の中ではほとんど起きていないとのことで、これ知れてよかったな〜と思いました。クリニックの言葉をそのまま受け取りすぎちゃいけないな、という気がします。
カウンセリングで聞いておきたいこと
Takeaways
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