ヒカルさんが総額3600万円をかけて4人の女性の整形費用を全額負担した、半年間のプロジェクトを追ったドキュメント動画です。幼少期からのいじめで「世界一不細工」と自分を信じていた人、10回以上整形しても満足できない人、コンプレックスを黒い絵で表現し続けたアーティスト…それぞれまったく違う背景を持つ4人が、6名の名医たちとともに外見を変えていく過程が記録されています。「整形は魔法じゃない」と繰り返すドクターたちの言葉が印象的で、見た目の変化だけじゃなく、マスクを外せるようになったとか、外出が楽しくなったとか、生活の小さな変化の話が個人的にはいちばんリアルに感じました。整形を検討している人はもちろん、なんとなく自分に自信が持てないと感じている人にも、ちょっと刺さるものがある動画だと思います。
冒頭で思わず聞き入ってしまったのが、このプロジェクトの規模感です。前回のSeason 1がすでに約4000万円だったと聞いて、ちょっとびっくりしました。
「これはヒカルが総額3600万円をかけ半年間に渡り撮影を敢行したプロジェクト。人生を変える現代のシンデレラストーリー。…今回もヒカルが全部出す。はい」
「整形費用を全額負担します」というひとつのエンタメ企画なんですけど、出てくる女性たちの話がかなりリアルで、途中からドキュメンタリーを見ている感覚になりました。出演するドクターがみんなトリビューの口コミで選ばれているっていうのも、ちょっとへえ、と思いました。
高さんが浜辺で少しずつ心を開いていくシーンで、ちょっとグサッときました。「死んで生まれ変わった方が早いかも」って本気で考えていたと話していて、それが今回に応募したきっかけだったとのことでした。
「なんか死んだへ生まれ変わった方が早いみたいな、すごく可愛くなりたかったけど努力もできなくて、それでもう自分はどうなることもできないとか考えてたんですけど、変わって明るく生きていきたいです」
「可愛くなりたかったけど努力もできなかった」って、すごく正直な言葉だなあと思いました。自分を責めているのに動けない、という感覚は自分にもちょっとわかる気がして、胸が痛かったです。最後に手紙を読む場面では、「人と普通の関わり方ができて、普通の生活を送れるようになったことが嬉しい」と書いていて、その「普通」という言葉がいちばん刺さりました。
正直、このシーンが動画の中で一番ハッとしたかもしれないです。整形に慣れすぎると「無料だから全部やる」みたいな感覚になるのを、ドクターがはっきり止めていたんです。
「食べ放題だからとにかく食べたいじゃあないんですよ。無料だから何でもやっていいわけない。本当に必要だったらやっていいと思う。必要ないものやらなくていいんですよ。ダウンタイム出るし痛みも出るし、体への負担だからマイナスなんで。これをちゃんと止められる人じゃなきゃいけないと思ってるんです」
「食べ放題でもゲロ吐くまで食べないでしょ」という例えが、すごく分かりやすくて、あーなるほどと思いました。整形って「できる」「お金がある」からやるんじゃなくて、本当に必要かどうかを判断してもらうことが大事なんだそうで、それをちゃんと言ってくれるドクターを選ぶことが大切なんだな、って気がしました。
筒井さんが自分の絵を見せてくれるシーンで、ちょっと言葉を失いました。自分の嫉妬心や劣等感が絵の具のように混ざって黒くなった気持ちを、黒い肌の女の子で表現してきたって聞いて、そういう表現の仕方があるんだなあ、と静かにびっくりしました。
「可愛いが似合う女の子に対する憧れとか、羨ましい、嫉妬心…その感情、自分の感情の色味が絵の具のように混ざって、その黒くなってる自分の気持ちみたいなのを黒い肌で表現しています。じゃあ女の子を描いてる、やっぱりこれタイプ、自分の理想みたいな感じなんですか? そうですね、自分のなりたい女の子を書いてるっていう感じです」
整形を終えた後、初めてピンクの女の子を描いたって話が、動画の中で一番じんわりきました。色が変わったことが、そのまま気持ちの変化なんですよね。外見が変わることで何かが解放されるっていう感覚、うまく言えないけどなんとなく分かる気がしました。
これは知らなかった、と思ったのが、「小顔にしたい=骨切り」という思い込みの話です。相原さんも最初から骨切りを希望していたのに、ドクターからまったく違う説明が出てきて、えっ、という感じでした。
「小顔にするイコール骨切りって思ってる人がすごい多いんですよ。それしか選択肢が知らないのでそう言っちゃうんですけど、骨って切っても本当に数mmなんですね。もう2mmとか3mmなんですよ。ただその上に乗ってるこの脂肪とかって1cmとかいっぱいあるんで、その土台を2〜3mm減らすよりも絶対上を減らした方が小さく顔見えます。全然今すごく綺麗だと思います」
「骨切り」って言葉だけ知っていて、それが小顔の唯一の方法だと思い込んでいる人、けっこういるんじゃないかな…と思いました。脂肪を取る方が実際の見た目の変化は大きいっていうのは自分は全然知らなかったので、ちょっと勉強になりました。カウンセリングでこういう話をしてもらえると、すごく助かりますよね。
動画全体を通して、何人かのドクターが似たようなことを言っていたのがずっと頭に残りました。派手な変身ストーリーなのに、先生たちの言葉はわりと地に足がついている感じで、それがなんか安心感になるんですよね。
「整形っていうのは魔法ではないし人生を丸変えることはできないので、見た目のお手伝いをもちろんするんですが、例えば人とコミュニケーション取るその勇気であったりとか、そこぜひ覚悟を決めてご自身の努力もこれ欠かせないと思いますから、そこも含めて一緒に頑張っていけたらいいかなと思っています」
最後に4人が並んで話してくれたとき、「SNSのモデルさんに嫉妬してたんですけど、今は自分を鏡で見る時間の方が多くなりました」と話していた場面が印象に残っています。見た目がどう変わったか、より、その一言の方がなんか実感がこもっていて、ちょっとほっこりしました。
カウンセリングで聞いておきたいこと
Takeaways
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