この動画では、整形した人が年を取ったとき「崩れる」「不自然になる」のかというテーマを、高須クリニックの高須幹弥先生が話してくれています。答えはケースバイケースで、顔の土台に合った適切な手術なら通常は問題ないけれど、キャパを超えた無理なデザインだと若いうちからおかしくなり、年を取るにつれてさらに悪化するとのこと。鼻先の出しすぎや、おでこへの脂肪注入・シリコン、骨切り後のたるみなど「この施術は将来こうなる」という具体的な話がたくさん出てきます。施術を検討中の自分にとっては「先に聞けてよかった」と思えるポイントが多く、カウンセリング前に見ておきたい動画でした。
動画の最初にハッとさせられたのが、「崩れるかどうか」という問いへの答えでした。なんとなく「整形は年を取ると崩れる」ってイメージを持ってたんですが、そう単純じゃないみたいで。
「基本その人の顔の土台キャパシティにあったデザインで正しい手術を行う限りは年を取って崩れるとか不自然になるっていうことは通常ないんですよ。ただその人の顔に合ってないキャパシティを超えた無理な手術をすると若いうちは問題なくても年を取ってからおかしくなる、崩れるっていうことは起こり得ます」
「土台に合った手術なら大丈夫」という話、聞いてなるほどと思いました。ただ「土台に合ってるかどうか」って、患者側にはなかなか判断できないんですよね。だからこそ、ちゃんと説明してくれる先生かどうかが大事なんだなあって気がしました。
ちょっとドキッとしたのが、業界の競争事情についての話でした。こういうことを正直に話してくれる先生がいるとは思ってなかったので、思わず聞き入ってしまいました。
「世の中だと5年持てばいい、10年持てばいいっていう感覚で無茶な手術をする美容外科が最近結構多いです。断っちゃうとお金にならないからやっちゃう先生っているんですよ。マイケル・ジャクソンなんかどんどん鼻が崩れておかしくなってじゃないですか。あれはマイケル・ジャクソンが担当の先生に無茶な要望をするから崩れるんですよ」
マイケル・ジャクソンの例が出てきて、えっ、そういうことだったの…という感じでした。患者が無茶を言って、医師がお金のために引き受けてしまう ─ そういう構図が現実にあるとは、自分はちゃんと考えてなかったかも、と思いました。
これ知らなかったな、と思ったのが鼻先の手術の話でした。最近よく見かける「ツンッと尖った鼻」が年を取るとどうなるかっていう話で、ちょっとゾクッとしました。
「耳介軟骨で鼻尖形成してにゅっと鼻先出した人、鼻先真っ赤っかの女の人ほんといますよね。20代30代で鼻先が赤くてボコっと浮き出るってことはあと10年20年30年40年経てばどんどん赤くなって皮膚が薄くなって軟骨がどんどんボコっと浮き出るんですよね。今ツンツンバキバキに鼻先出してる若い女性いっぱいいるんだけど、あの人たち5年10年20年経てばみんな崩れると思います」
「今20代30代で鼻先が赤い人は、40年後にもっと悪化する」って話、ちょっとびっくりしました。耳介軟骨(= 耳の軟骨を鼻の形成に使う手術方法)を使いすぎるリスク、先に知れてよかったな、と思います。自分が検討するときも「ほどほど」をちゃんと意識したいです。
自分が「手軽そう」と思い込んでいた施術について意外な話が出てきて、ちょっと考えさせられました。脂肪注入の話です。
「脂肪注入って比較的気楽にできるじゃないですか。切開して入れてっていうのに比べれば気楽にできるからいいんじゃないかと思ってる人多いと思うんですけど、そうではなくて。ご飯いっぱい食べてオーバーカロリーになると太るじゃないですか。注入した脂肪も脂肪細胞が肥大して太るんですよ。大量におでことか目の下とか皮膚の薄いとこに脂肪注入してその後太ると注入したものが太るんです。それでボコボコになるんですよ」
「注入した脂肪も一緒に太る」ってこと、全然考えてなかったです。しかもヒアルロン酸(= 皮膚に注入して膨らみを作る充填剤。ヒアルロニダーゼという酵素注射で溶かしてリセットできる)と違って、脂肪はリセットするために切開が必要とのことで、気軽に受けられるものじゃないんだなあ、と思いました。
思わず聞き入ってしまったのが、輪郭(りんかく)の骨切り手術とたるみの関係の話でした。小顔になれるイメージだけを持っていたので、ちょっと違う角度から考えるきっかけになりました。
「骨格を包んでる皮膚・脂肪組織が相対的に余ると顔はたるみますよね。小顔の輪郭形成でも大胆にやると必ず顔はたるみます。特にエラから下顎にかけてがっつり切った場合は20代でたるんで顔が吹けることは起こり得ますけど、それは想定内です。だから一緒に脂肪吸引プラスフルフェイスリフトをしないといけない」
「20代でたるみが想定内」って言葉、あー、そういうことか、という感じでした。骨切りするなら最初からたるみ対策も込みで考えておく必要があるんですね。知らないまま手術だけ受けていたら、後から「こんなはずじゃなかった」ってなりそうだなと思いました。
動画の終盤で出てきたこの話が、地味にいちばん頭に残りました。「なぜ5年10年持てばいいと考える医師が多いのか」という理由の話です。
「10年経って崩れた場合は医者が責任問われないっていう判例が多いんですよね。5年経って通ってないとカルテがないんで、どういう手術したとか証明できないんで無罪放免になるみたいな空気があるんですよね。なので5年10年持てばいいやっていう感覚で、10年経って崩れたら俺の責任じゃねえやっていう、そういう軽い気持ちで手術しちゃう悪いお医者さん多いですよと」
こういう背景があるとは知らなかったです。カルテが5年で消えたら証明できなくなる、という話はちょっとゾッとしました。「将来問題が起きない手術をします」と言ってくれる先生かどうか、カウンセリングで確認するのって大事なんだなあ、と思いました。先に聞けてよかったです。
カウンセリングで聞いておきたいこと
Takeaways
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