35歳でボトックス(= 筋肉の動きを抑える注射)を打ったら旅行写真に老け込んだ自分が映っていた、という体験談です。おでこ目的でクリニックへ行ったのに、カウンセリング当日に目尻もその場で追加することになり、後から後悔したとのことでした。涙袋(= 目の下のぷっくりとした部分)が消えると笑ったときに深い線が入るという話、自分は知らなかったので先に聞けてよかったなと思いました。「ナチュラルにできる」という言葉だけを信じて施術を決めてしまった反省や、エラボトックスはむしろ満足という話も出てきて、同じ施術でも部位によって結果が全然違うということも知れた動画でした。
まず引っかかったのが、ボトックスをやろうと思ったきっかけの話でした。「気づいたら、あれ私ってこんなでしたっけ?」っていう感覚、なんか自分にも近いものがあるなと思いながら聞いていました。
「友達でおでこのボトックスをやった子がいて、ご飯に行った時に今すぐどうこうよりか数年後にやっぱシワが刻まれるのを予防した方がいいと思うのみたいに言われて、それ私賛同したわけよ。その子とか知り合いが言っていた病院クリニックがあったから、そこじゃあ紹介で予約してもらったのよ」
「シワの予防」という言葉、なんか断りにくいですよね。友人に言われてすっと賛同して、紹介でそのままクリニックへ、という流れ、自分も同じことをしそうだなと思いました。ただ、この「予防でいいかも」という気持ちが、後でカウンセリング当日の追加施術につながっていくんですよね。なんとなく怖い流れだな、って気がしました。
思わず「あー、これ自分もやりそう」と感じてしまったのが、カウンセリングで流れのままに決めてしまったくだりです。おでこはちゃんと調べてから決めたのに、目尻はその場で聞いてそのままOKしてしまったとのことで、ちょっとドキッとしました。
「笑った時の上下カラスの足跡みたいにばってつくのを全部やめちゃうと不自然になるけど、下だけちょこんとちょんちょんってなってんのを消してナチュラルに仕上げるのはすごくいいと思うって言ってくれたんですよ。目尻に関してはその場でナチュラルって聞いたら、そんなんできるんだったらやってほしいってなってやってもらったんです」
おでこは事前にリスクを調べて納得したうえで決めたのに、目尻は「ナチュラルって聞いたらやりたくなった」だけで決めてしまったとのことで、その差が後の後悔に直結しているんですよね。カウンセリングってテンションが上がりやすい場だし、その場で「これもできますよ」と言われるとついOKしてしまう、というのは自分もあるかも、とちょっとぞっとしました。
ここが動画の中で一番えっ…ってなったところです。施術後は「綺麗になった」とずっと信じていたのに、旅行写真を見て初めて気づいたというタイムラグが、なんかじわじわ怖くて聞き入ってしまいました。
「旅行の写真を見返してたの、ふと自分の顔が目に入ったんですよ。そしたらもう20歳くらい老け込んだ自分が映っててなんだこれってなって。私は綺麗になってきてるはずなのに老け込んでるぞって、どういうことってなってもうパニックよね」
「綺麗になってるはずなのに老け込んでる、どういうこと」ってなるくだり、読んでいてすごく胸が痛くなりました。施術後は自分ではなかなか気づきにくいこともあるんだなあ、と思うと、術後の写真を客観的に見ることも大事なんだろうな、って気がしました。
「なんで顔が変わってしまったのか」の説明のくだりで、自分はここで初めて涙袋の役割を知って、あー、なるほどとなりました。これを先に知っていたかどうかで、施術を決める判断が全然違っていたかもしれないですよね。
「目の下の涙袋が結構発達してたんですけど、ここだけにちょこんって打ってくれたんだけど、ここがなくなったことで笑ったときに線が入るみたいな。ピュって線が入ってぷくってしていたこの涙袋のおかげで支えられてたんだって思ったらマジ涙袋ごめんと思って。こんな涙袋がなくなるとも思ってなかったんだけど、やっぱね無知は怖いですね、本当に」
涙袋って「目元のちょっとしたふくらみ」くらいにしか思っていなかったんですが、笑ったときの目元の形を支えている役割があるとのことで、ちょっとびっくりしました。「ナチュラルに消せる」という説明は聞いたとしても、「消えた後の顔がどうなるか」まで確認しなかったのが惜しかった、ということなんですよね。先に知れてよかったなあ、と思いました。
失敗談が続く中で、エラのボトックスに関してはポジティブな話が出てきて、ちょっとホッとしました。同じボトックスでも部位によって感想がまったく違うんだな、と感じたくだりです。
「エラごとはやってよかったなってすごい思ってっていうのも、私普段口開けてたんかなっていうレベルで口を閉じれるようになったし口を開けるのが楽になった。やっぱここの筋肉が発達しすぎてたんだなっていうのを非常に感じた。おでこもいいかなって感じ、まあちょっと目はちっちゃくなったけど」
歯ぎしりやくいしばりがあると咬筋(= エラのあたりにある噛む筋肉)が発達するとのことで、それがボトックスで緩んで口が自然と閉じやすくなった、というのは体感としてわかりやすい話だなと思いました。自分も歯ぎしりが気になっているので、エラボトックスって顔のラインだけじゃなくて機能的なメリットもあるんだ、というのは知れてよかったです。
最後に出てくるこの言葉が、ちょっとじんわり頭に残りました。単なる失敗談で終わらず、「シワも美しい」「自信のなさが今回の件の根っこ」と自分で言い切っていて、素直にそうだなあ、と思いながら聞いていました。
「シワもね美しいんですよ。要らないじゃないの綺麗になりたいわなんて思った、その心がね自分の今回の現況なのでもっと自分に自信を持てるように過ごしたいと思いました。もし何か決断をする時は本当にメリットデメリットを調べ尽くしてリスクがあるって思った上でやってください」
「綺麗になりたい気持ち」そのものを否定しているわけじゃなくて、「調べずに決めてしまった」ことへの後悔というのが、すごく正直で響きました。ボトックスは数ヶ月で効果が切れるとはいえ、その間ずっとメンタルがしんどかったというのも語られていて、気軽に決めるべきじゃないんだなあ、って改めて思いました。自分もこの動画を先に見れてよかったです。
カウンセリングで聞いておきたいこと
Takeaways
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