この動画では「口が小さいのを美容整形で大きくできますか?」という質問に、高須先生が率直に答えてくれています。結論から言うと、正常な口の方に対して横幅を広げる手術は「普通やらない」とのことでした。口を大きくする手術自体は形成外科の分野に存在するものの、それは先天奇形や熱傷後の瘢痕で機能的な問題がある方向けのもの。一般の方が受けると傷跡が目立つうえに不自然な仕上がりになってしまうらしいです。一方で、ヒアルロン酸や脂肪注入で唇を厚くすると「口が大きく見える」効果は期待できるとのこと。美容整形にも「できること・できないこと」があると、改めて知れてよかったな、と思いました。
動画の冒頭でいきなりバッサリとした答えが来て、ちょっとびっくりしました。
「できないことはないんですけれど、まあ普通やらないということですね。例えば口を大きくする手術というのはあります。それは美容外科の手術じゃなくて形成外科の仕事です」
「できないことはない」と言いつつ「普通やらない」という言い方、なんというか正直だなと思いました。美容外科と形成外科って別物なんだ、というのも、ここで初めてちゃんと意識した気がします。ふんわり「美容整形」とまとめて考えていたので、ちょっと整理できてよかったです。
じゃあどんな人なら手術するの?という話に移って、ここは知らなかった話でちょっと聞き入ってしまいました。
「先天奇形とか外傷、あるいは熱傷の瘢痕拘縮で口が小さい人に対して行います。見た目が明らかに普通ではない状態だし、機能的にも問題があるということがあるので、そういう人には口を大きくする手術をします。口が動かない、開かない、ものが食べにくいということがあるからです」
熱傷の傷跡で口が小さくなってしまうことがあるって、考えたこともなかったのでちょっと驚きました。「機能的にも問題がある」という理由で手術するのは、美容目的とは全然違う話なんだなあ、と。こういう背景を知ると、手術の線引きがすっと腑に落ちる気がします。
これは知らなかった、と思ったのが手術後に「赤い唇が端っこにない状態になる」という話でした。
「正常のちょっと小さめの口に対して行うと、術後の傷跡がものすごく目立ちます。横に広げる手術なので、広げた端の上下には赤い自然な唇がない状態になるんです。すごくおかしな口になります。傷跡も目立ちます。そんなんだったらやらないほうがはるかにマシなので、通常はやらないです」
口の端を横に広げても、そこに赤い唇がついてこないんですね。言われてみればそうなんですが、なんとなく「広がるんじゃないかな」と思い込んでいたので、えっ…ってなりました。傷跡も残るし、先に知れてよかったな、と思います。
ここで「じゃあ何もできないの?」ではなく、代替策を教えてくれたのがありがたかったです。
「唇が薄くて横幅も小さくて、口がちっちゃく見えている人は、唇にヒアルロン酸あるいは脂肪注入をすることによって唇を厚くすると、小さいお口が大きく見えるということがあります。ただそれでは唇が厚くなるけれど、口の横幅は変わらないんです」
横幅は変えられないけど、唇を厚くすることで視覚的に大きく見えるという発想、なるほどなあと思いました。傷跡の心配がないのもいいですよね。ヒアルロン酸と脂肪注入の違いも気になったので、カウンセリングで聞いてみたいな、って気がしました。
なんか、この部分がいちばん正直で好きでした。
「口がちっちゃいからといってその人の顔の大きなデメリットになるということはまずないので、口がちっちゃかったら、その小さい口を受け入れて気にしないで生きていけばいいと思うんですよ。特に女の子だったら、小さい口で可愛いかもしれないですよね」
コンプレックスって、自分の中でどんどん大きくなりがちだなと思っていたので、「まずデメリットにならない」ってはっきり言ってもらえると、ちょっとほっとする気がします。自分だけで考えていたら気づけなかったな、って感じました。
最後に「自力ではどう?」という話が出てきて、これも聞けてよかったな、と思いました。
「ものすごい強い力でずーっとやり続けて何日間・何ヶ月もやれば、ちょっとは広がるかもわかんないですけれど、ただその場合は皮膚が伸びて無理やり広げていることになるから、周りの皮膚や粘膜も荒れてしまうし、シワも増えるだろうし、ロクなことがないですよ。顔のたるみも増えるし」
ちょっとやってみようかなと思ったことがあったので(笑)、先に知れてよかったです。たるみやシワが増えるって言われると、やる気が完全に失せました。「普通はできないと思ってください」という言い方が、なんか妙に説得力がありました。
カウンセリングで聞いておきたいこと
Takeaways
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