たるみが気になり始めた人に向けて、美容外科医の竹江先生が「やってはいけない治療TOP3」を解説している動画です。顔の脂肪吸引・エラのボトックス・目の下の脱脂の3つが取り上げられていて、特に脂肪吸引については「拘縮(= 傷が治る際に組織が硬くなって引きつれる現象)」というメカニズムの話が出てきて、なぜたるみ肌でやると悲惨なことになるのかが分かりやすく説明されていました。また、よく提案される「糸リフトとのセット」が実質ほぼ効果がないという話や、目の下の脱脂よりハムラ法が正解とされる理由なども出てきます。カウンセリングを受ける前に一度見ておくと、あやふやな提案に乗らずに済むかもしれないなと感じました。
一番「知らなかった…」と思ったのがこのくだりでした。ブルドッグ顔みたいに頬がたるんでいる場合、膨らみの正体はほぼ脂肪ではなく「たるみ」だとのことで、そこに脂肪吸引を選んだらどうなるか、という話が出てきます。
「脂肪吸引で取る時というのは、例えばほっぺたの脂肪を穴を開けてこう取っていくんですけども、中にやっぱりいっぱい傷がつくわけですよね。で傷が治っていく時に拘縮って言ってこう硬くなってくっついてくわけですよね。だから同じ脂肪を取るんでもダイエットで痩せてたるむのと、脂肪吸引によって物理的な操作が加わって拘縮でたるむっていうのは全然話が違って、デコボコしちゃうともうジエンドになってくるので。」
「拘縮(= 傷が治る過程で組織が硬くなって引きつれる現象)」が原因でデコボコになるらしい、というのはちょっとびっくりしました。ダイエットでたるむのとは全然違う話とのことで、正直そこまで考えたことなかったです。「悲惨な状態になります」という言葉がけっこうリアルに響きました。
「自分は何歳だから大丈夫?」と気になるところだったんですが、その答えがなかなかシビアでした。
「一応安全値の基準としてはやっぱ20代までなんですよ。で30代超えてくるとなんとなくちょっとたるんだ感じが気になるわけですよね。なんで当然取ればたるんでくる要素というのも出てきますし…例えば31歳とかぐらいだったら僕らは一応やめた方がいいじゃないですか。そこは分からない領域なので、もし取ってたるんじゃったら取り返しがつかない。やっぱり医療行為だから万人にちゃんと確実なもので提案していかないといけない。」
「30代前半くらいなら大丈夫かな」と思っていたので、31歳でも「やめた方がいい」というのはグサッときました。「たまたまうまくいったからよかった、ではない」という言葉がちょっと頭に残りました。医療行為の重さってこういうことなんだなあ、と。
ちょっと怖いなと思ったのが、糸リフトとのセット提案の話でした。「1ヶ月検診では満足、2ヶ月後には元通り」という流れが語られていて、思わず聞き入ってしまいました。
「糸リフトはもうどの動画でも何回も言いますけど、やんない方がいいよっていう治療です。レビューとか見てるとやっぱ2ヶ月ぐらいで戻ったっていう人が多いですね。…要は脂肪吸引はほぼ取っていないわけですね。脂肪吸引は取った振りですね。で糸で上げておくんですね。そして患者さんは1ヶ月検診ぐらいまでしか行かないので、1ヶ月検診にいった時にはまだ糸が効いてるわけですね。」
2ヶ月で戻るって、想像してたよりだいぶ短いな…って感じました。しかも「1ヶ月検診の時点ではすっきり見えてるから満足して終わり」という流れになるとのことで、うーん、これは知っておかないと気づけないなと思いました。
3つのうち唯一「全然ダメってことはない」という温度感だったのが、エラのボトックスの話でした。ただ、説明なしに打っているクリニックもあるとのことで、ここは自分から確認が必要なパートだなと感じました。
「輪郭が筋肉が張っていて大きい人って、多少たるんだ感じがしてても、すっきりする方がいいのかたるむぐらいだったら輪郭が張って大きく見えてる方がいいのか、これは打ってみないと分からないところですね。なんで1回打ってみて、もしたるんだ感じがして嫌だっていうことだったら、エラのボトックスは大体4ヶ月から6ヶ月ぐらいで戻るんですね。いいと思ったら続けてみたらいいし、嫌だなと思えば打たなければいい。」
「打ってみないと分からない」って正直に言ってもらえるのは、逆に信頼できるなって気がしました。戻るという特性が、ここでは安心要素として機能しているんですね。ただ事前のリスク説明がなかったというレビューもあるらしいので、カウンセリングで自分から確認した方がよさそうだなと思いました。
「脱脂ってよく聞くけど実際どうなの?」と思っていたので、ここのくだりは自分にもちょっと当てはまるかもって感じながら聞いていました。
「抜きすぎちゃうと一番ちょっと良くなくて、抜くと眼窩の中がくぼむんでここがくぼんじゃうとやっぱり骸骨みたいになるんですね。でそういう骸骨になってる人もいます。もうそれ多分ジエンドです、戻せないと思うんで。…控えめに取るってことはやっぱりちょっと膨らみが残る傾向がありますよね。まぴったり行ってる例もあるんですけど、それはやっぱり確実なものでなくていいところに収まったっていう感じで。」
「取りすぎるとくぼむ、取らないと膨らみが残る」っていうのが、ぴったり調整するのがそもそも難しいんだなあと感じました。満足している人もいるけど、それは「いいところに収まったケース」かもしれないという見方は、知れてよかったなと思う話でした。50代以降は特に向かないとのことで、年齢によって選ぶ手術が変わるってこと、これも初めてちゃんと聞いた気がします。
「じゃあ目の下はどうすればいいの?」という疑問への答えとして、ハムラ法という手術の話が出てきます。これは知らなかった、という感じで聞き入りました。
「ハムラ法というのはこの脂肪を下のくぼんだところに持ってくるわけですね。連続した一つの脂肪で繋がってくるんで、ちょうど脂肪が出てくるところとくぼんでるところが、脂肪を移動させてくることによって全部繋がってくる。一面の連続性でフラットな感じが作れる。これがハムラ法という方法なんですね。やっぱり基本的にはハムラ法という手術を選択された方がいいと思います。」
取るんじゃなくて「くぼんでいる場所に持っていく」という発想、初めて聞きました。あー、なるほどと思いました。また余談として「たるみのある40代以降への涙袋ヒアルロン酸も逆効果になる」という話も出てきて、これはちょっとびっくりしました。シワをごまかすために涙袋を膨らませたいという人が意外と多いらしいんですが、たるみ肌だとダルーンと下がって余計たるみが強調されてしまうとのことでした。先に聞けてよかったな、と思う話でした。
カウンセリングで聞いておきたいこと
Takeaways
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