この動画では、東京美容外科の山本孝弘先生が、輪郭形成後のダウンタイム(= 術後の腫れや内出血が引くまでの期間)について詳しく話してくれています。腫れやすい人の体質的な傾向から、術後に患者側でできること、圧迫バンドやドレーンの使い方まで、かなり具体的な話が出てきます。さらに、下顎手術後に別施設で起きた気道閉塞の事故事例も紹介されていて、施術前に知っておくべきリスクや安全対策についても語っていました。輪郭系の手術を検討中の自分にとっては、先に聞けてよかったと思える内容でした。
冒頭でちょっとハッとしたのが、腫れやすい人とそうでない人には「体質的な傾向がある」という話でした。
「腫れ方に個人差はめちゃくちゃあります。具体的に言うと、お顔の脂肪が多い方の方がやっぱり腫れやすい傾向にはあります。腫れというのはサードスペースと言って、皮膚と骨の間のスペースに水分がたまることで起きるので、皮下組織が多い人の方が腫れは出やすくなります。なので、痩せている人はやっぱり腫れにくい傾向にはあります」
サードスペース(= 皮膚と骨の間に水分がたまること)って、正直こういう説明を受けたのは初めてだったので、あー、なるほどと思いました。「顔の脂肪が多いと腫れやすい」っていうのは何となくそうかなとは思っていたけど、ちゃんと仕組みがあって説明できるものなんだなって感じです。自分の体型だとどのくらい腫れるのか、ちょっと気になりました。
思わず聞き入ったのが、「皮膚の伸びやすさ」が腫れと関係しているという話でした。これ、まったく想像していなかったです。
「皮膚の伸展性ですね、伸びやすさなんかも腫れに影響してると思います。皮膚が伸びやすい人っていうのはやっぱりそれだけ腫れる余地が残っちゃう。風船でもあるじゃないですか、硬い素材と柔らかいものとどっちが膨らみやすいかって言ったら当然、弱い力で膨らむ方が腫れやすいに決まってるので」
「腫れる余地」っていう表現、なんか頭に残りました。皮膚が柔らかいほど腫れが大きくなりやすいって話、自分はまったく考えたことがなかったです。逆に、以前の施術でできた瘢痕組織(= 傷が治る過程でできる硬い組織)が皮膚を伸びにくくして、腫れを抑えてくれることもあるとのことで、なんか不思議だなあって気がしました。
自分にも当てはまるかも、と思ったのが術後の過ごし方の話でした。ずっと安静にしているのが正解かと思いきや、そうじゃないこともあるらしいんですよね。
「普段から日常的に体を動かしてる人の方がやっぱり腫れは出にくいです。手術3日目くらいからもうちょっと散歩とかしてもらっていいよって話してます。完成は3ヶ月とかなので、悩む人はあんまり鏡を見ないで、たくさんいろんな人とおしゃべりしたりとかポジティブに過ごしてもらうことで腫れも引きやすいかなと」
術後3日目から散歩していいって聞いて、これは知れてよかったな〜と思いました。ずっと寝ていた方がいいと思い込んでいたので。友達が多くてよく喋るタイプの人の方が腫れの引きが早い傾向にあるって話も出てきて、ポジティブに過ごすって術後ケアとしても大事なんだなあ、って感じです。
これは知らなかった、と思ったのが圧迫バンドを「使わないケースがある」という話でした。てっきり術後は必ずバンドを巻くものだと思っていたので。
「正直つけられるんだったら圧迫バンドの効果あると思うんですよ。うちの場合は顎の手術の時は原則としてつけていないです。顎ってやっぱり気道に関わる手術ですから、圧迫することで息苦しくなっちゃったりする。その代わり、氷で冷やしたタオルでぎゅっと結構きつめにフェイスラインを押さえて腫れが出にくいようにはしてます」
圧迫バンドが「絶対いい」わけじゃなくて、手術の種類によって使い分けるっていうのは、自分はまったく考えていなかったです。ドレーン(= 傷の中から血液や体液を吸い取るチューブ)を一晩入れておくことで内側から圧迫するような効果があるとも話していて、術後ケアってこんなにいろいろあるんだ〜と思いました。
ここでなるほどと思ったのが、テーピングは「顔を引き上げる」ためじゃなくて「皮膚を固める」ためにやるという話でした。
「テーピング最近はしてますね、1週間べったりなしにしてもらうんですけど、引き上げるというよりは皮膚が伸びないようにしたいですね。テープを貼ってあげて硬くしてあげて、腫れの余地が出ないようにしてあげることで腫れを抑える効果っていうのは明らかにあるというふうに思います」
2章で出てきた「風船」のたとえが、ここでもつながっていて分かりやすかったです。皮膚を外からテープで固めることで腫れる余地を減らすっていう発想、言われてみれば確かにって感じです。最初の2〜3日はマスク必須とも言っていたので、術後のスケジュールは余裕を持って考えないといけないなと思いました。
正直、ここはちょっとドキッとしました。下顎手術後に気道が閉塞して窒息した事例があるという話で、自分は知らなかったです。
「下顎単独の手術をやって2日目に息苦しさが増してきて、サチュレーション(= 血液中の酸素濃度)が減ってきて窒息してしまったという事例だったはずです。防ごうと思えば防げたけれども、防ぐためにはやっぱり経験と注意を向ける気持ちと、具体的にどうしたらいいかをみんなが知らなきゃいけなかった事件じゃないのかなというふうに思います」
術後2日目に腫れが進んで気道が塞がるリスク、自分はまったく想像していなかったので、えっ…ってなりました。今は口が動かせるプレート固定(リジッド固定)が主流で、顎をワイヤーでガチガチに固定する術式は避けた方がいいとのことでした。山本先生の施設では術後に鼻から呼吸を確保するチューブを一晩入れているとのことで、こういう安全対策をしっかりやってくれている施設を選ぶことが大事なんだなと思いました。
カウンセリングで聞いておきたいこと
Takeaways
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