この動画では、鼻を高くしたいときの選択肢であるプロテーゼとヒアルロン酸のどちらが向いているかについて話していて、なぜプロテーゼが「飛び出す」「怖い」と言われるようになったのかという経緯や、自然な仕上がりのカギになる「理想値」という考え方、ヒアルロン酸との仕上がりの違いといった話が出てきます。鼻の整形を検討している自分にとっては、プロテーゼへの漠然とした不安の正体がちょっとクリアになった気がする動画でした。プロテーゼかヒアルロン酸か迷っている人にとっては、施術を選ぶときの具体的な判断軸がいくつか得られる内容だと思います。
まず最初に、自分が「鼻整形=高くする」とひとくくりにしていたことに気づかされた部分がありました。動画のはじめにこんな話が出てきます。
「隆鼻という概念と、整鼻という概念ですね。整鼻っていうのは言い換えると、整える、ですね。小鼻を小さくするとか、鼻先も細くしてくる、あと鷲鼻を削ってちょっと低くしてくるとか……形成外科的な手術の応用になっていくので、内科的にはちょっとこっちの方がハードルが上がってきます。全部扱えるクリニックというのは限られてくる手術になってくるので、手術金額なんかもこちらの方が高いという感じにはなってくると思います」
「高くする」と「形を整える」がそもそも別カテゴリで、難易度も違うってこと、なんとなくしか分かっていなかったので、あー、そういうことだったのかと思いました。小鼻縮小 (= 小鼻を外科的に小さくする手術) や鼻尖形成 (= 鼻先の形を細くしたり整えたりする手術) を扱えるクリニックは実は限られてくるという話は、クリニック選びをするうえでちょっと大事なポイントだなと感じました。
ここでハッとさせられたのが、プロテーゼが怖いイメージになった理由の話でした。てっきりプロテーゼ自体に問題があるのかと思っていたので。
「鼻先まで高くしたいということで、それをプロテーゼでやってしまうと、基本的にプロテーゼで鼻先に負荷がかかってしまうと、将来飛び出てきてしまうんですね。だんだん皮膚が押し出されて薄くなってきて……鼻尖形成がしっかりできないから、じゃあどうするかというとプロテーゼでやっぱり高くしてしまうって考えるわけですよね。まあ結局、そういうのが鼻先に負荷がかかって飛び出てしまうというわけです」
プロテーゼが飛び出すのは、本来は鼻尖形成でやるべきところをプロテーゼで代用しようとするから、ということらしいです。「プロテーゼが悪い」んじゃなくて「使い方の問題」なんだって話で、えっ、そういうことだったの…ってちょっとびっくりしました。なんかずっと誤解してたな、という気がします。
思わず聞き入ったのが、「理想値」という言葉が出てきたくだりです。なんとなく「どのくらい高くしたいですか?」という患者の希望ありきで進む話だと思っていたので、ちょっとイメージが変わりました。
「この基準値を設けるって事がすごく大事だと思うんですね。プロテーゼに関しても同じで、この理想値という自然な高さという基準値をしっかり設けているのでアバターみたいになっちゃったとかそういうことがないわけですよね。基本、目と鼻の間から高さが始まって、鼻先までスーッと高くしてくるということですね」
目と鼻の間から鼻先にかけてスーッとラインを作るのが理想の形で、その人の骨格に合わせてその基準に持っていくっていうイメージだそうです。高ければ高いほどいい、ではないのは分かってたけど、具体的な基準がある、と聞くとなんかちょっと安心感がありました。クリニックによってその基準があるかどうかが違うっていうのも、ちょっと頭に残ります。
自分にも当てはまるかも、と思ったのが次のくだりです。手術時間が短いほど体への負担が少なくていい、と単純に思っていたのですが。
「どういったところに時間をかけているかというと、お鼻の形に合わせて理想値に持っていくプロテーゼの形をしっかり作り上げる、そこに結構30分ぐらい時間かけるんですね。……薄いプロテーゼがそのまま突っ込まれてるっていうパターンが結構多いんですね。多分10分ぐらいで手術終わっちゃうのかもしれないですよね。削るのにやっぱり時間がかかるので」
プロテーゼをその人の鼻の形に合わせて削って仕上げる作業に30分かける、っていう話、外から見てたら分からない工程なだけに、ちょっとドキッとしました。薄いプロテーゼをそのまま入れちゃうパターンが多いとのことで、「10分で終わる手術」が一概に悪いとは言っていないけど、なんか気になるポイントだなあと思いました。
これは知らなかった、と思ったのがヒアルロン酸の挙動についての話です。ヒアルロン酸って体に吸収されてなくなるものだとずっと思っていたので、聞きながらえっ、ってなりました。
「吸収されちゃうと思ってる方が多いんですけども、実は吸収されているんではなくて馴染んでいくという感覚ですよね。馴染んだ分だけ低く感じると。……どんどん入れていくうちにちょっとずつやっぱり太くなっていきやすいので、理想値を超えちゃいけないというところはすごく大事になってきます。ヒアルロン酸はジェルですから多少馴染むわけですよね。プロテーゼというのは固形のものなので、この形のままずっと来るわけですね」
ヒアルロン酸って吸収されてなくなるんじゃなくて「馴染んで低く感じる」だけで体内に残り続けるらしいです。なので繰り返し入れると少しずつ太くなりやすいとのことでした。これ知らずに半年ごとに入れ続けていたら、そりゃそうなるよな…ってちょっとびっくりしました。あと、ジェル素材のヒアルロン酸はどうしても丸みが出やすくて、プロテーゼのシャープさとは仕上がりが違うっていう話も、なるほどって感じです。
動画の最後に3つのよくある質問に答えてくれていて、自分が気になっていたことがそのまま出てきたのでありがたかったです。
「一般の方が触ってもまずわからないと思いますね。……基本的には骨膜の下にカチッと入ってますので、ちょっと当たったぐらいでずれるとかそういうことはないと思います。……プロテーゼのメリットってシャープ感なんですよ。その上にヒアルロン酸がモリっと乗ってるっていう風に考えちゃうと、プロテーゼのメリットというのはすごくなくなっちゃうんじゃないかなという気がするので、切り替えるんだったらヒアルロン酸は一旦溶かしてから、純度100%でお鼻の高さを作り上げた方がメリットがあるんじゃないかな」
触れても分からない、ちょっとぶつけてもずれない、という話はちょっとホッとしました。ヒアルロン酸との切り替えについては、プロテーゼのシャープ感がヒアルロン酸で相殺されてしまうから一旦溶かした方がいいっていうの、なんか順番の話として言われてみれば確かにそうだなと思いました。自分ではそこまで考えられなかった視点でした。
カウンセリングで聞いておきたいこと
Takeaways
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