涙袋のヒアルロン酸って、半年くらいで消えてしまうイメージを持っていませんか?この動画では、高須クリニックの高須幹弥先生が、持続期間に影響する要素を詳しく話してくれていて、使うヒアルロン酸の粒子の大きさや密度、注入する層の深さによっては5年・10年後もまだ半分以上残っていることが多いという話が出てきます。体がヒアルロン酸を異物として認識してコラーゲンの皮膜で包むから吸収が遅くなる、というメカニズムの話もあって、ちょっと「そういうことか」と思いました。逆に、永久に残るアクアミドや脂肪注入は涙袋には向かないという話や、若いうちの過剰な涙袋が後で取れなくて困るという話も出てきます。涙袋ヒアルロン酸を検討している人には、カウンセリング前に知っておきたい話がたくさんあって、とても参考になりそうです。
思わず「えっ、そうなの?」となったのが、冒頭の持続期間についての発言でした。自分は正直、涙袋のヒアルロン酸もそのうち消えるものだと思い込んでいたんですよね。
「結論から言いますと、注射するヒアルロン酸の種類や材質、あるいは注入する量や注入の仕方なんかにもよるんですけれど、実際にはかなり長く持ちます。この高須クリニックで行っている場合、5年後とか10年後ぐらいに検診に来た場合、半分以上まだ残ってるっていうことが結構多いんですよ。一般的にヒアルロン酸って6ヶ月でなくなるとか、長く持つものでも2年から3年くらいでなくなっていくって言われてるんですけれど、それはあくまで目安であって、実際にはヒアルロン酸の種類とか入れる量、あるいは入れ方によって全然持続期間が違うんですよね」
6ヶ月くらいで消えるものだと思っていたので、5年・10年たっても半分残っているって話は、ちょっとびっくりしました。「目安はあくまで目安」って当たり前に聞こえるけど、こうして具体的な年数を聞くと、だいぶ話が変わってくるんだな〜と思いました。
これは知らなかった、と思ったのが、ヒアルロン酸の「粒子の大きさ」や「密度」という話でした。そんな違いがあるなんて全然意識していなかったので、ちょっとメモしながら聞いていました。
「ヒアルロン酸の粒子が大きくて、密度が高い、シャバシャバじゃなくてぎっしり詰まっているヒアルロン酸の方が長く持つし、注入する層は皮膚の浅いところに入れる方が吸収が遅くて長く持ちますね。注入の仕方で言うと、塊でぷくっと膨らませる方が、分散して入れるよりも長く持ちますね。涙袋に打つ場合って、下まぶたのすごく皮膚の薄いところに入れるわけですね。ほうれい線とか顎とか鼻とかに比べると、皮膚の薄いところの比較的浅いところに入れるということになるので、結果として長く持ちます」
ヒアルロン酸ってクリニックによって使うものが全然違うんだ、って改めて思いました。「シャバシャバかどうか」なんてカウンセリングで聞いたことなかったので、こういう視点があるんだなあと知れてよかったです。
ここでちょっとハッとさせられたのが、体の反応によっても持続期間が変わるというくだりです。そんなことが体の中で起きているとは思わなかったので、あー、なるほどと思いながら聞いていました。
「長期間ヒアルロン酸が入っていると、体がヒアルロン酸を異物として認識して、異物を取り囲もうとしてコラーゲンの薄い皮膜を形成するんですね。その皮膜によって取り囲まれて吸収されるのが遅くなるんですね。ヒアルロン酸って周りの自分の組織と接していて、その組織から吸収されるんだけど、組織との間に隔たりが作られるように薄い皮膜ができるという現象がありますので、それによってなかなか吸収されなくなって、結果として涙袋に入れた場合は5年とか10年たってもまだ半分ぐらいは残っているということが多いです」
体が自分でコラーゲンの皮膜を作って異物を包んでしまうって、すごい仕組みだな…と思いました。吸収が遅くなるのはそういうことだったんだ、って知れてよかったです。
少し安心したのが、もし「やっぱり戻したい」と思った場合の話が出てきたところでした。長持ちすると聞いていたので、取れなかったらどうしよう…って気になっていたんですよね。
「もしヒアルロン酸を入れて戻したいっていう時は、待っていてもなかなかなくならないっていうことが多いので、ヒアルロニダーゼを注射すれば1日でほとんど溶けてなくなってしまいます。なのでヒアルロン酸は比較的安全で安心というのはありますね。脂肪注入とか軟骨とかを涙袋に入れるとそれが永久に残っちゃって取ることができないことがあるんですけど、ヒアルロン酸だったら取りたくなったらヒアルロニダーゼを打てばほぼ全部なくなります」
ヒアルロニダーゼ (= ヒアルロン酸を分解・溶解するための薬剤) で1日でほぼ消えるって話、これ知れてすごく安心しました。長持ちするからこそ「後悔したら取れないのでは…」と心配していたんですが、ちゃんと溶かせる選択肢があるのはやっぱり大事なポイントだな、って思います。
ちょっと怖いな、と思ったのが、ヒアルロン酸以外の選択肢についての話でした。こういう施術をしているクリニックがあるとは知らなかったので、聞いておいてよかったな、と感じました。
「アクアミドっていう永久的に持続する注入物がありまして、それを涙袋に入れるということをやっているクリニックがあるんですけど、それは僕個人的には、やらないほうがいいと思っています。アクアミドも永久的にある程度残ってしまうので、将来取ってしまいたいってなった時になくならないんですね。涙袋っていうのは基本的に若い時にあるもので、年を取るとなくなっていくんですね。実際おじいちゃんおばあちゃんで涙袋がプリッとある人っていないんですよね」
涙袋って加齢とともに自然になくなっていくものなんだ、とは知らなかったので、えっ、と思いました。だから永久に残る素材で作ると年齢を重ねてから不自然な見た目になってしまう可能性があるっていうのは、確かになあ…って気がします。
自分にもちょっと心当たりがあるかも…と感じたのが、最後のこのくだりでした。若いうちって「もっと大きくしたい」ってなりがちなんですよね。
「結構若い時に、若気の至りで涙袋をパンパンに膨らませて、ナメクジみたいな涙袋を作って喜んでるじゃないですか。あれも大量に皮膚の浅いところに入れていることになるので、ほっといてもなくならないということが多いんですね。なのでナメクジみたいな不自然な涙袋を若い時作って喜んでて、だんだんそれがダサいとか不自然ということに気づいて戻したいってなってるんですね。その場合はほっといてもなくならないので、ヒアルロニダーゼを打つのが良いと思います」
「若気の至り」って言葉、ちょっと笑ってしまいましたが、確かに若いうちはオーバーなくらいにしたくなってしまうよな…と思います。ほっておいても消えないって知らずに入れると後で困ることになるので、先に聞けてよかったな、って感じました。
カウンセリングで聞いておきたいこと
Takeaways
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