この動画では、ヒアルロン酸注射と脂肪注入の違いについて、高須クリニックの高須幹弥先生が話してくれています。カウンセリングで「ヒアルロン酸はすぐ消えるから、永久に残る脂肪注入の方がお得」という考えを持つ患者さんが多いそうなのですが、実はその考えは半分ぐらいしか合っていないとのことでした。目の下やおでこへの脂肪注入で失敗してボコボコになり、修正もできないまま困っている人が世の中にたくさんいるという話や、技術的な観点からヒアルロン酸の方が綺麗に仕上げやすい理由なども出てきます。どちらの施術を選ぶかを考える前に知っておきたいことが詰まっていて、自分も知れてよかったと思える動画でした。
最初に出てきたのが、自分もなんとなく思っていた「ヒアルロン酸はすぐ消えるから脂肪注入の方がいい」という話でした。
「ヒアルロン酸は吸収されてなくなってしまうのでやり続けないといけないからそれが嫌です、脂肪注入だと永久にそこに残るから1回で終わるからそっちの方がいいですっていう風におっしゃる方がいらっしゃるんですけど、確かにその回答は半分ぐらい……当たってるんですけれど、ちょっと短絡的に脂肪注入を選択すると良くない結果になることもあるので、場合によってはヒアルロン酸注射の方がいい、どちらかというとヒアルロン酸注射の方が優れているということの方が多いんじゃないかなって僕は思います」
これ、自分もなんとなく「脂肪注入の方がお得なんじゃないかな」って漠然と思ってたので、えっ、そうでもないの?ってなりました。「半分ぐらいしか合ってない」って言葉、ちょっと頭に残りました。
思わず聞き入ったのが、実際に被害を受けた人たちの話でした。かなり生々しくて、ちょっと怖くなりました。
「他院で顔のいろんなところに脂肪注入してボコボコになって痛い目にあって泣いちゃってる人、もう引きこもりになっちゃってる人とかですね、結構世の中にはいらっしゃるんですよ。それで修正目的で僕のところにいらっしゃっても修正できないということがですね多々あるんですね。一番多いのは目の下ですね」
引きこもりになってしまうほど辛い思いをしている人がいるっていうのは、知らなかったのでちょっとびっくりしました。しかも「修正できないことが多々ある」って……先に聞けてよかったな、と思いました。
ここでハッとさせられたのが、失敗した脂肪注入の修正方法の話でした。ヒアルロン酸とは全然違うんですよね。
「脂肪注入して失敗してボコボコになってる場合って、やっぱりボコボコになってるところの皮膚を切開して反転させて裏側からハサミでジョキジョキしないと取れないわけですよ。だから注入して失敗した脂肪を取る場合だったら必ずどこかに傷は残るし、正常組織まで一緒に取れちゃったりとかしてかえってくぼんだりとかそういうリスクがある。もし下まぶたに入れたのがヒアルロン酸だったら、ヒアルロニダーゼ (= ヒアルロン酸を溶かす酵素注射) を打てば全部溶かすことができる」
「ハサミでジョキジョキ」って言葉、すごくリアルで……しかも取ろうとすると周りの正常組織まで傷つくリスクがあるっていうのも知らなかったです。ヒアルロン酸なら溶解剤でリセットできるっていう話、この違いは大きいな、と感じました。
これは知らなかった、と思ったのが技術的な難しさの違いです。脂肪注入ってそもそも施術自体がすごく難しいんだそうです。
「ヒアルロン酸注射だったら麻酔のクリームだけ塗って、その状態で細い針で注入するんで腫れていない状態で綺麗に仕上げることができる。脂肪注入はね粒子が大きいのでボコボコになりやすいというのもありますし、粒子が大きい分太い針で刺さないといけないんです。ヒアルロン酸でさえ難しいのに、それを脂肪注入で綺麗に仕上げるというのは、至難の技だと思います」
「ヒアルロン酸でさえ難しいのに」っていう言葉、ちょっと頭に残りました。腫れてない状態でないと正確に打てないっていう理由、なるほどな〜と思いました。粒子の大きさまで仕上がりに影響するなんて、そこまで考えてなかったな、って思いました。
自分にも当てはまりそうだな、と感じたのが体重変化と加齢のリスクの話でした。施術した後のことまで考えてなかったな〜と思いました。
「脂肪注入というのはあくまで脂肪細胞をそこに移植してるわけなので、食べすぎちゃった場合は体全体の体脂肪が肥大するわけじゃないですか、なので注入したところも脂肪細胞が肥大するんですよ。若い時に皮膚の薄いところに脂肪注入して綺麗になっても、年取ってもっと薄くなると注入した脂肪がかたまりになってボコボコになるってことがあるわけです」
「注入した脂肪も一緒に太る」って考えたことなかったな〜、って思いました。昔ほっぺに脂肪注入した人が何十年か経ってパンパンになってるっていう話、ちょっとリアルで……10年後・20年後のことまで考えると怖いな、と感じました。
最後に「え、そうなの?」と思ったのが、ヒアルロン酸が実は永久に残ることがあるという話でした。消えるものだと思い込んでいたので、ちょっと意外でした。
「注入してある程度そこにヒアルロン酸が長期間残っていると、そのヒアルロン酸の周りに被膜 (= 自分のコラーゲン繊維で作られた膜) が形成されて、吸収されるのが阻害されるようになるので、被膜が完成されるともう吸収されないでそこに残すということができる。「なくなった」って勘違いしてまた追加してもらってを繰り返すと、もう気づいたらパンパンに膨らんでいるっていう人がいるじゃないですか、あれは永久に残っているからパンパンになっているんです」
「消えたと思ったら、もとから残ってた」って、これは知れてよかったな〜と思いました。なんで顔がパンパンな人がいるのかようやく分かった気がして、ちょっとすっきりしました。
カウンセリングで聞いておきたいこと
Takeaways
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