鼻先の形を整えたくて調べ始めると、「鼻尖縮小術」「耳介軟骨移植」「鼻中隔延長術」といった言葉が次々と出てきて、何がどう違うのかよく分からなくなりますよね。この動画では美容外科医の長尾先生が、鼻先を整える手術を4種類に分けて、それぞれのメリット・デメリットや後戻りのしやすさを丁寧に話してくれています。日本人の鼻の軟骨が柔らかいことで生じる問題、耳の軟骨を積み上げると沈み込んでしまう理由、先生がほとんどのケースで鼻中隔延長術を選ぶ根拠まで、カウンセリング前に知っておくと役に立ちそうな話が出てきます。術式の違いを整理したい人や「提案された方法が自分に合っているのかな?」と気になっている人にとって、参考になりそうです。
動画の冒頭を見てすぐ、「あ、こんなに種類があるんだ」と思ったのが4つの方法の整理でした。なんとなく「鼻先を細くする手術」くらいのイメージしかなかったので、ここでまず頭が整理されました。
「鼻先を整える手術には大きく4通りの方法があります。1つ目が大鼻翼軟骨の形を整えたり縛る鼻尖縮小術、2つ目が耳から軟骨を持ってきて移植する耳介軟骨移植、3つ目が両者を組み合わせた複合的な鼻尖形成術、最後4つ目が奥の鼻中隔軟骨から土台を伸ばしてくる鼻中隔延長術です」
「大鼻翼軟骨(= 鼻先にある左右に張り出した軟骨のこと)」とか「鼻中隔延長術」とか、単語を聞いただけでは全然イメージがわかなかったんですが、先生がひとつひとつ順番に解説してくれていたので、ここでようやく全体像がつかめた気がします。4種類もあるって、知らなかったなあ、と思いました。
「日本人は鼻の軟骨が柔らかい」という話、ここでちょっとハッとしました。自分もそれを聞いて、だから思ったより変化が出にくいことがあるのか…って、なんか腑に落ちた感じがしました。
「鼻先の大鼻翼軟骨、日本人は結構みなさん柔らかいんですよ。なのでそれの形を操作してもなかなか固い鼻先の皮膚の形を整えるのは難しいことが多いです。この方法で細くすることはある程度できても、高さを出したり方向を綺麗に整えたりということはほとんどできません」
「細くすることはできても、高さは出せない」っていうのは、自分が求めているものによっては選択肢から外れてしまうな、と思いました。「鼻先を高くしたい」という目的がある場合は、最初から向いていない術式だとのことで、事前に知れてよかったです。
正直、「耳から軟骨を取って積む」という方法があると聞いて、最初はなんかシンプルで良さそうかな、と思ってしまったんですが、次の説明を聞いてえっ、となりました。
「一見これで高さがすごく出る感じがするんですが、大鼻翼軟骨はかなり弱いんです。その上に軟骨を積み上げても皮膚からの圧力で沈み込みが起きます。なので結構後戻りが起きてしまう手術になります」
「土台が弱いから、上に積み上げても沈む」っていう話、言われてみると確かにそうだよなあ、って思いました。2つ目の方法は後戻りのリスクが比較的高いとのことで、選ぶ際にはそこを踏まえておいたほうが良さそうです。
ここが一番「なるほど、でも難しいんだな」と感じた部分でした。耳の軟骨で柱を立てて組み合わせる3つ目の方法は、2つ目よりは改善されているとのこと。ただ、次のような課題もあると話していました。
「これでも柱が浮いた状態なので、皮膚が硬い方は後戻りのような沈み込みが起きてきます。欠点としては鼻先の傾きの調整がなかなかできないこと、あとは鼻の下のラインの形の調整はこの方法だと限界があります。多少の後戻りは起きてしまう方法にあります」
「柱を立てても、どこかに固定されているわけじゃない」という話、聞いてうーん、そういうことか、って思いました。高さは出せても、傾きや鼻の下のラインまで整えようとすると4つ目の方法が必要になってくるとのことでした。
先生が「自分はほとんどのケースで4つ目を採用している」とおっしゃっていて、その理由が気になって聞き入ってしまいました。
「主な理由としては、土台の強度が強いので後戻りが非常に起こりにくいというところです。また、鼻先の傾きの調整、それから高さの調整を非常に行いやすいというのが鼻中隔延長術を用いた場合の利点になります。しっかり高さを出したい場合にはやはり4つ目を採用するのが良いと考えています」
「後戻りが少ない」「傾きの調整もしやすい」というのが4つ目を選ぶ大きな理由だとのこと。ただ、材料は鼻中隔軟骨・耳介軟骨・肋軟骨(= あばら骨の軟骨)の中から状態に合わせて選ぶものだそうで、「肋軟骨が一番強いからベスト」とは一概には言えないとも話していました。肋軟骨は強度はあるけど自然さが失われやすいっぽいので、このあたりは先生とよく相談が必要そうです。
動画の最後に「絶対に正しい方法はない」という言葉が出てきて、これが個人的にはちょっと頭に残りました。
「絶対に正しい方法というのはございません。患者様ごとに適した方法というのを選択すべきですし、先生によって異なった考え方をお持ちでありますので、絶対に正しいと断言することはできません。まあ皆様の術式を選択する際の参考になればと思います」
「この方法が絶対いい」と断言してしまうのではなく、その人の状態によって選ぶべきだという話、なんか誠実だなと思いました。クリニックによって採用している術式が違うことも踏まえて、「なぜこの方法を勧めるのか」をカウンセリングでちゃんと聞いてみるのが大事そうだな、って気がします。
カウンセリングで聞いておきたいこと
Takeaways
From this channel
2:22:28
15:43
34:59
18:48
16:04
27:28
10:10
28:45
55:15
1:24:33
4:56
20:00